先に結論

7項目を一枚にまとめ、分からないことは『不明』と書いて申し込む

  • 所有者・相続人と、相談している人の関係を伝える
  • 所在地、土地建物、接道、築年、利用状況を分かる範囲で整理する
  • 雨漏り、残置物、未登記、境界など価格に影響する事項を隠さない
  • 売却希望時期と、現状のまま引き渡したい範囲を決める

査定申込みで聞かれる7項目

項目伝える内容分からないとき
1 所有者・相談者登記名義人、相続人、共有者、相談者との関係名義人の氏名と続柄だけでも伝える
2 所在地・物件種別住居表示、地番、戸建て・長屋・土地など固定資産税資料や郵便物で所在地を確認
3 土地・建物面積、築年、構造、階数、接道、駐車場課税明細、登記事項証明書、図面を探す
4 権利関係単独・共有、相続登記、抵当権、借地、未登記分かる事実と未確認事項を分ける
5 利用・管理状況空き家になった時期、鍵、電気水道、保険、巡回最後に確認した日を記録する
6 建物状態・周辺事情雨漏り、傾き、シロアリ、越境、境界、事故等気付いた症状と撮影日を伝える
7 残置物・期限家具量、残したい物、希望時期、連絡方法室内写真と希望期限を先に送る

最初の10分で作る物件メモ

申込み前に長い資料を作る必要はありません。スマートフォンのメモへ、所在地、名義人、相談者との関係、空き家になった時期、売却希望時期、分かっている不具合を書きます。分からない項目は推測せず『不明・未確認』と記載します。

国土交通省の不動産情報ライブラリでは周辺の取引価格、防災、都市計画などを確認できますが、個別物件の買取価格を保証するものではありません。接道、建物状態、権利関係、引渡し条件まで確認して初めて、具体的な価格条件に近づきます。

写真は価格を決める資料ではなく、現地確認の準備

写真だけで確定価格になるとは限りませんが、買取対象か、現地で何を調べるか、残置物をどこまで残せるかを事前に判断しやすくなります。撮影日を残し、危険な床や屋根へ無理に入らないでください。

  • 建物の正面、左右、裏側、前面道路と接道部分
  • 各部屋を入口から一枚ずつ、床と天井が分かるように撮影
  • 雨漏り跡、ひび、傾き、腐食、設備故障の近景と全景
  • 家財が多い部屋、物置、車庫、庭、越境が気になる場所
  • メーター、給湯器、分電盤、浄化槽など設備の銘板

先に捨てない・直さない・解体しない

査定前の全撤去、リフォーム、解体は、費用を払っても買取価格へ同額が上乗せされるとは限りません。まず現状の価格と条件を取り、売主が行う作業、買主側で行う作業、価格から差し引かれる費用を分けます。

  • 権利証、通帳、印鑑、現金、写真、位牌などは先に分別する
  • 危険物、リース品、医療機器は通常の家財と分ける
  • 片付け費、測量費、解体費を誰が負担するか確認する
  • 『残置物可』の対象外と追加料金条件を書面で確認する

査定結果は金額と条件を一緒に比較する

一番高い概算額ではなく、現地調査後の価格、追加費用、入金日、契約条件を同じ表で比べます。査定額の根拠が説明されず、契約を急がせる場合は、その場で決めず資料を持ち帰ります。

比較項目確認する質問記録する数字
価格現地確認後の確定条件か概算額・提示額・手取り
費用撤去・測量・登記等は誰負担か費用項目と上限
期限価格の有効期限と決済日はいつか回答日・契約日・入金日
責任既知の不具合と契約後責任をどう扱うか告知事項・契約条項
対象残置物・未登記・境界等を含むか対象外と再査定条件

よくある質問

書類がなくても空き家の買取査定を申し込めますか?

相談はできます。所在地、名義人、相談者との関係、写真などから始め、価格確定や契約までに必要な書類を追加で確認します。

相続登記前でも査定できますか?

査定相談は可能です。ただし売却して所有権を移すには、原則として相続関係と登記を整理する必要があります。

雨漏りや残置物は申込み時に書くべきですか?

分かっている範囲で伝えます。後から判明すると再査定や日程変更の原因になるため、未確認事項も含めて先に共有します。

固定資産税評価額から買取価格は分かりますか?

固定資産税評価額と市場価格・買取価格は目的が違います。周辺取引、土地建物、状態、費用、需要を含めて査定します。

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公的資料・出典

公的資料は2026年8月21日に確認。法律・登記・税務の記述は一般的な情報であり、個別相談への回答ではありません。